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長屋の軒先でちょいとドカベン萌談義。
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初登場時の岩鬼はどもっててすごい巨大で口元がだらしなくて牛っぽいです。
ものすごく強そうなのに、その拳の威力を発揮できたのがまさかの114P目という邪魔の入りっぷり。
いつも女子にほんわかと邪魔されてるのがかわゆいです。サッちゃんの男言葉がまたいいんですよね~。どうでも良いいことでいちいち子どもっぽく腹を立てては殺す殺す叫んでる割に女子どもには手を上げられない岩鬼は硬派のような軟派のような。
山田の「先生が来たぞ~」の一声で、岩鬼含め悪そうな連中が泡食って教室に戻るシーンは中学生ということを思い出させてくれて微笑ましいです。

秀彦おにいさまとの会話の後、正美たんが
『アホ どもりはわいのせいやないわい』『愛情うすいこどくなボク』
としょんぼり独り言を言っていることに今回初めて気づきました。

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久しぶりに鷹丘中時代を読み返してみました。おもしろいなぁ。初登場時の殿馬はちょっとオカッパ風でまたかわゆいですね。カバン引きずってたり、最初から変に物言いがエラソーだったり、でもサッちゃんには優しかったり、きゃー殿馬~!って感じです。
鷹丘中時代の野球部編、今読み返してもめちゃくちゃ面白いですね。岩鬼がしっちゃかめっちゃかで、自分勝手でどんどん死球やっちゃうし口癖はコロスだし、なんでこんなの思いつくの?!ってくらい破天荒。徳川さんがそんな岩鬼を見て爆笑してるんだけど、水島先生ほどの野球ファンがよくこんなお笑い野球を描けるな~って逆に感心しちゃいました。あと単純に細かいギャグを詰め込みすぎててどこにつっこんでいいのかわかりません。岩鬼が一球投げる度に当時のCMネタ?みたいなのを叫んでたり、野球そっちのけで延々殿馬と漫才してたり、それに景浦先生が明後日の方向からツッコミを入れたり、まー横道にそれるそれる。なんなんでしょうか。若さってすごいですね。試合を描くという意味ではリズムもなにもないので正直読みにくいのですが、なにかわけのわからないエネルギーに圧倒されます。やっぱり水島先生すごい。鷹丘中時代の部分は里中が出てこないので正直あんまり読み返さないところだったんですが、いやはや参りました。また最初の方から無印を読み返してみたい気持ちです。

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不知火さんのアレですよアレ。不知火さんが不運の代名詞のように扱われる原因の一つですよ。みなさん、アレ理解されてます?私、初読時には全ッ然わかりませんでした。野球を見始めるようになって、ドカ友の方に話を伺って、あーそうかーとなんとなく概要を理解したような気になっていたのですが、でもやっぱりよくわかんないな…とふと思い立ってwikiをじっくり読んでみたところ、やっと。やっと理解できたような気がしました。ていうか理解したような気がするので、ちょっと整理してみようかと。

状況:1死満塁。明訓はスクイズを試みるも、バッター・三太郎が小フライを打ち上げてしまい、不知火がこれに飛びついて捕球(第2アウト)。が、スクイズだったため岩鬼がスタートを切っており、フライにもかかわらずタッチアップせずにホームイン。不知火はゆっくりファーストに送球し、飛び出していた1塁ランナー山田を第3アウトにとった。

結果:打球がゴロではなくフライだったため、ランナーは塁にとどまってもいいし、タッチアップ後に次の塁へ走ってもいいフリーの状態だったところがポイント(フォースプレイの解除)。不知火がファーストで第3アウトをとる前に岩鬼がホームインしていたため、得点が認められる可能性がここで発生してしまった。そのことに誰も気づかず、白新ナイン全員がファウルラインから外に出てしまったため「岩鬼はホームインしてるけどあいつタッチアップしてないしアウトっすよね」とアウトをアピールする権利を失い、明訓に得点が認められた。

では、どうすれば白新は点をとられずにすんだのでしょう。

1.不知火がフライを取った後(第2アウト)、岩鬼が塁を飛び出していたのだから、不知火は黙って3塁に投げ、岩鬼をアウトに取る(第3アウト)。

これが一番シンプル。原作にも書いてありますね。

2.不知火がバントフライを無理に捕球せず、ホームかセカンドに投げて併殺をとれば無得点。

これもシンプル。プロ野球とか高校野球とかでよく見るやつ。1アウトなんだから併殺とれば無得点だよねーの話。フォースアウトにしないとダメなので注意。タイミング的にホームゲッツーはきついかな。うーん。
まあ、十分間に合うのに慌ててぽろっとやっちゃってぎゃあああああなにやってんだばかああああ今の絶対併殺にとれたのにいいいいってなるのもよく見るので(…)確実にアウトをとろうって思ったのは間違いじゃない気はします。あれ、でもふと思ったんだけど、これ飛びついて取れなかったらこの位置だとファウルになってない…?

3.山田をアウトにすればチェンジだ!フッ…と原作通りのルートを辿ってしまった場合。白新ナインの内一人でもフィールド内にいるうちに球審に次のようにアピールしていれば得点は認められなかった。すなわち、
「3塁走者・岩鬼がタッチアップせずに進塁してるから、あいつアウト(第3アウト)ですよねー」
と球審にチクる。

これ、順番的には第4アウトになるんですが、球審にアピールすれば第3アウト(山田がとられたアウト)と置き換えることができるんだそうです。そうすれば岩鬼はアウトなので、彼の得点は認められない。道理ですね。
あと、ランナーが正しくタッチアップしていない場合、自動的にアウトになるような気がしていましたが、守備側が「あいつしてねーよ」と審判にアピールして初めて認めてくれるんだそうです(by ウィキ)。へーそうなんだー。第1回WBCでタッチアップの誤審が話題になったけど、あれは監督が抗議して球審がそれを認めたって流れだったとか(ググった)。
つまりあの一連のプレーの中で、なにげに「岩鬼に一度もアウトが宣告されていない」ことが問題だったんですね。

総括すると、「不知火がきわどいフライを頑張って捕球しちゃった」(本来はファインプレー)ことと「岩鬼が一か八かホームインしちゃった」ことが変な具合に重なって生まれた変な得点という理解でOKでしょうか。

あと、原作にインフィールドフライがどうのってありましたが、あれはもし三太郎がバントでなく普通の打撃をして内野フライを打ち上げたら、審判にインフィールドフライが宣告されて、不知火が捕球しようが落球しようがアウトになる。でも三太郎はバントをしたのでフライを上げてもアウトにならない→だから不知火は頑張って捕球しアウトをとった。
まあ補足説明っていうか、あんまり関係ないよね本筋に。と思ったのは私だけかな; 肝心な、岩鬼のホームインがなぜ認められたのかについては何も書いてないし。そっちを不思議に思ってる人って割と多いと思うんですよね。

思い返してみるに、自分がひっかかってたのは「1アウトで併殺とられたのにどうして得点が入るの?」というところだったと思うんですが、これ、フライになってバッターが一番最初にアウトになったせいでフォースの状態が解除されたから、なんですよね。3アウト目がフォースアウトでなくタッチアウトだった場合、3アウトがとられる前に3塁ランナーがホームインすると得点が認められる…はずです。たぶん。そういう試合何度か見たことあります。フォースアウトとタッチアウトの違いって結構難しいんですよね~頭がこんがらかっちゃいます。

と、いうわけで、書いたらだいぶ整理できたんで自分すっきりしました。ツッコミどころがありましたらご指摘ください。こっそり直しておきます(姑息
ちなみに、あのシーンで「明訓に得点入りますよね?」って言い出したの、たぶん山田ですよね。たまたま知ってたというだけで…とかいうセリフがあるし。白新ナインが次々にファウルラインを越えるのを横目に見ながら、監督の耳に「球審に得点をアピールしてください」とそっと囁く山田の図が目に浮かぶようです。笑。山田はルールブックを読むのが趣味、というイメージがついたのはこのシーンからでした。北さんあたりをつかまえて延々ルールブック談義に興じてそう。恐ろしい。

そしていくつか回避ルートがあったのに、狙ったようにピンポイントの地雷を踏み抜く不知火さんがさすがすぎて言葉がありません。でもまあ、不知火が不運だとか気の毒だとか言う前に、まず殿馬に揺さぶられて簡単に1アウト満塁、しかも3塁ランナーが何をしでかすかわからない岩鬼、という大変なピンチを招いているので、正直1点くらいやっても仕方がない状況だったことを見逃すのはフェアじゃないですね。運がどうこうではなく、総合力で不知火に立ち向かった明訓がやはり一枚上手だった、ということじゃないでしょうか。

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いわき東高校が負けた時、ドカベンて残酷な漫画だなー緒方を勝たせてやらないんだ、かわいそうだな、と思ったんですが、今考えると逆に「ベースボールを愛する」以外の余分な理由があったが故に彼らは負けたのかもしれないなと、思ったりしてます。

山田、岩鬼、殿馬、里中はどうして甲子園に行きたいんだろう、どうしてああまでして甲子園優勝のために必死になるんだろう、とたまに不思議に思うのですが、たとえば他の漫画だとその辺の個人的な心情が描かれることが普通は多いと思うんですよ。それに他チームのライバル達には「山田に勝ちたい」とか「廃坑の町に再び明るさを」とか、がんばる理由が描かれているのに、明訓サイドにはそういうものがないんですね。そこら辺は初読時から漠然とちょっと変わってるな、という印象を受けていました。

この作品においては「ベースボールを愛してるから」以外の理由なんかいらない、むしろその点に純粋で無欲であり続ける方が勝つ、という理屈になってるんじゃないでしょうか。弁慶戦は、試合前に義経さまの挑発に乗っちゃったり、岩鬼に勝ちたくないナーなんて邪念があったのが敗戦の理由のような気がします。「あいつには負けたくない」とか「あいつは許せない、だから勝つ!」とか、そういういわゆる少年漫画的な戦うための理由付けが通用しないんですよね。むしろこの世界では、そういう理由で戦いに臨んじゃダメなんじゃないかな。むしろ、あの強敵と戦えるなんてファイトがムンムンわいてきたぞ~!的な(・∀・)そういう方が善戦したり勝ったりするような気がする。

もちろん水島先生的には、明訓を勝ち続けさせることがこの作品の目的ではなく、素晴らしいベースボールマン達の素晴らしく潔い散り際をどのように描くか、というのが真の裏テーマだったんだろうなーと推測しているので、そういう意味では勝ち負け自体は、時代劇的な意味での形式というかお約束のようなもので、そこにあまり深い意味はないんだろうなーとも思います。緒方くんは負けたが故に読者の胸を打ち、不知火は結局一度も甲子園に行けなかった故に私達の涙を誘うのです。笑。なにげに谷津くんの『負けるってこんなに悔しいのか』という言葉が好きです。

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この絵、実はずーっとずーっと前からどこだったったけーどこにあったっけー?!と探していて見つからなかったんですよね。腕組み里中。やっと見つかりました。2年春のセンバツ中の一枚絵でした。はぁ、すっきりした!
土井垣監督がいないせいでしょうか、みんなのんびりゴロゴロしてて微笑ましい。殿馬が北さんの背中に頭のっけてるのがなにげに可愛いんですよね。なに懐いてるんだこのちびっ子。頭のいいちびっ子同士相通じるものでもあるんでしょうか。割と気安いのかな。殿馬が人に触れるシーンって珍しいんですよね。里中のケツ叩いて「がんば」とか言っちゃうシーンとかびっくりしたもんな。

で、偉そうな腕組み里中。なにどまんなかでふんぞりかえってるんですかこの子。笑。エースだぜ!っていうか女王様(ry
隣で恋女房が小さく体育座りしてますが、なんかこう疑問とかわかないんでしょうか全体的に。誰かつっこめよ。つっこんでやれよ。せめて岩鬼ー。他のチームは「明訓は山田あっての明訓だ」とか言ってるのに当の明訓はこの有様ですよ。同宿の土佐丸ナインが通りすがりにこれを見たら一瞬「えっ?」てなりそうです。そこに座るの山田じゃないの?みたいな。ごめんねうちのエース天然で。白新の不知火もこんな感じでしかも誰も疑問を抱かない感じなんじゃないかと思います。でも里中とは意味合いが違うよなー。不知火はたぶんそれだけのことをやってるし、カリスマオーラがあるんもんな。

里中ってTEAM男子風に言うとチャーム(キュート)なんですよね。ちっさくてちょっと頼りなくて困ったちゃんなとこがあるけど、それ故に愛される、チームのコアとなるキャラ。三国志でいうと劉備。笑。なにその例え。あ、そうすると不知火は曹操か。関羽=山田、張飛=岩鬼?ハマるなぁ。

あんまり関係ないけど☆野ジャパンにまとまりがなかったのはチャームがいなかったからじゃないかしら。長嶋監督みたいな。 ←
仙一タンはチャームじゃないんだよなー。あの人結構まっとうなんですよね。真面目っていうか、どっちかっていったらツッコミ系。誰かコーチ陣でもいいから破壊系っていうか和み系っていうかボケキャラっていうか、まあ要するにチャームが必要だったんだろうなぁ。こいつを助けなきゃ!って思わず一生懸命になっちゃうような、男の父性本能(母性?)をくすぐるような人が一人でもいればねー。隙を作らないぞ!ってがんばっちゃったところが逆に隙になってしまったんだろうな。
マスコミ集めちゃルンバ♪踊ってる野村監督は年々チャーム化してきたような気がします(笑)。可愛いすぎる。ロッテのチャームは誰かな。マツ?部長?雨のヘッドスライディングですばらしいキュートっぷりを発揮してくれた諸積コーチかも。 ←

とりあえず昨日は久しぶりにロッテらしい、エラーも多いしヒットもよく打たれるんだけどそれ以上にバットぶんぶん振り回してぼかすか点をとる結果オーライ野球を見られて大いにスカッとしました。楽しかった~。なんだかやっとほっとしました。笑。オリンピックを見に行ったボビーの談話紹介も面白かったです。日本はその場にいることを楽しんでいない唯一のチームに見えた、ですって。あーわかるわ、それ。ちょっと離れた場所から見るとクリアに見えるものなんですね。まあ、なんだ。選手の皆様にはお疲れ様でした。ほんと。


ひとことメセ、どうもありがとうございましたv レスは下のリンクよりどうぞ~。


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ひとことメセ。
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このブログについて
ドカベンにハマって4年目となりました。水島ファンからするとまだまだ新参者ですがよろしくお願いします<(_ _)> 。ちなみにドカベンには某東京ローカル局のアニメ再放送(2008年1月~)でまんまとハマりました。里中かわいいよ里中。

ちなみにそこそこ乙女向けなのでお気を付け下さい。山里メインの球里・三里てところでしょうか。ロッテの三馬鹿大好きです。里中受はたいがい大好物です。

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管理人:ねりの
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