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長屋の軒先でちょいとドカベン萌談義。
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某動画サイトで島本和彦と藤田和日郎の「漫画の面白さとはなんだ?!」対談(@マンガちっく)を聞いていて、やっぱり私はドカベンの面白さってなんだ・・・?という方に頭が行ってしまうのですが、今ふと思ったのは、子どもの頃に読んだ漫画ってあんなふうに面白かった気がするな、ってことでした。あの問答無用の面白さってなんなんだろう。とてもシンプルで原初的な感じがする。

ドカベンの面白さって、人に言葉で説明できないのがとても歯がゆいです。

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わかった。

ベースボールをなによりも♪愛する誇りに あふれてる~

のか。






あ、野球狂の話です。


野球狂の登場人物たちはみんなたいてい、普通なら劣等感でいじけちゃいそうなコンプレックス持ち連中なんですけど、なぜかいじけたりメソメソしたり妬んだりグレたりせず、むしろ空気読めない勢いでむやみやたらと前向きなのは、ベースボールをなによりも愛する誇りにあふれてる~からなんだなぁ、と、今朝MP3プレーヤーで「ドカベン 窮極のベスト」を聞いていて気付きました。朝っぱらから何聞いてるんだとかつっこまないでください。元気が出るんですほっといてください。

たぶん、水島漫画のキーワードは「誇り」なんだと思います。それはたいてい必ず困難や欠如とセットになっていて、苦しい場面でこそ彼らは常に誇り高い。ああこの辺が、どうもドカベンが高校野球ぽくない、と感じる所以なのかもしれないな。テーマが友情・努力・勝利じゃないんですよね。水島漫画の三大テーマってなんだろう。人情・男気・野球?みなさんどう思いますか。コメントorメセとかで教えてもらえると嬉しいですw

10円ハゲさんの話も好きです。10円ハゲがあったって華麗に活躍したいんだもん!みたいな。どうして野球狂の人たちはしょんぼり隅っこでメソメソしてられないのか。

なんと輝かしく誇り高いみそっかすたち。

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あぶさんはやっと40巻を越しました。長い。まだ半分か。満タンにこれでもかこれでもかと降りかかる苦労の数々に、あぶさんでは出来ないドラマを一手に引き受けさせられちゃいました的な臭いを感じるんですが、要するにドカベンで言う里中ポジションというか「成長するキャラ」なんだろうな~と思いつつ、でもさすがに肩の腱を切っちゃったときと離婚のときは胸を痛めながら読んでました。辛い。ていうかトレードされすぎだろお前( ´Д⊂ヽ どんだけジプシーだよ。ちなみに満タンパパ話が結構好きです。うそ電話には泣かされました。肝っ玉かあちゃんも好きです。肝っ玉かあちゃんに首っ丈な小林パパが息子よりお前の方が大事だよとぬけぬけと言うのにかあちゃんが照れてるとことかどうしていいかわかんないくらい可愛かったですヽ(´∀`)ノ

カコちゃんの「うちかて泣かさなんだサチ子をあんたが泣かせたら承知せえへんよ!」はカッコよかったんですが、その分珠代イラネっていうかあれはウザキャラとして描かれているのかウザいけどこういう娘も結構可愛いよねv的な意味で描かれているのか今ひとつ判別できません。後のマドンナを見るに、こういうケロッとした天真爛漫な娘もいいよネv的な意味で描かれてる気がする、が、あまり認めたくないなー orz しかしあぶさんはあのアパートを出た後も部屋をカコちゃんのために借り続けてたのかな?それはさすがに世話になりすぎのような気がしないでもない。

あぶさんは、あぶさんをとりまく周辺の人達のドラマが面白いです。特にプロ野球を支える影のスタッフさんたちを描いた話がべらぼうに好きです。こういう話を読みたかったんですよ~~~!ありがとうございます。ビデオ撮影の人の話とスコアラーさんの話がたまりませんでした。○○を必死で4時間我慢する審判さんの話も涙ながらに読みました。あああああ。体調悪ければ休めばいいのに orz そう簡単に休みます!とは言えないのかな~やっぱり。

野球狂の感想も少し。
なんといってもイ○痔ですよ、○ボ。まだ4巻くらいまでしか読んでないので、私にとっては野球狂といえばイ○痔漫画です。ああもうベンチでズボンおろしてなにやってんですかこの人たちorz おそろしいー。こんなツッコミ入れるのも野暮な勢いで○ボへの愛憎に満ちた、いやむしろイ○への情愛、○ボ痔哀歌と言っても過言ではないほど水島先生のイボへのなにか深い思い入れのようなものを感じました。イボ、イボと語りかけるラストには泣いていいやら笑っていいやら、もうどうしていいかわかりません!と途方に暮れさせるだけの破壊力がありました。切ってはいけないのか・・・イ○・・・

あとはスラッガー藤娘さまの裸を目の当たりにした女スパイタンの「う、美しい・・・!」に無言で倒れふしたり、ゴリラだってメジャーデビュー♪を本気で描かれる先生に何を言ってよいやら困惑したりと、ああつくづく 野球狂なんだなぁ と当たり前といえば当たり前の感慨にふけったりなんかしていました。いや、すみません。ほんっと見くびってた、とまた土下座したい気分になりました。なんど私は水島先生に土下座させられるのか。いやしかし、ほんとくるってるとしか・・・orz 

野球狂って常識の破壊がテーマ?なのかな。歌舞伎役者だってジジィだって女のコだって万年補欠の第4捕手だってゴリラだってイ○痔捕手だってみんなみんな野球したいんだ、したっていいんだ~♪的な?水島先生のド全力のドストレートな熱いほとばしりに正直気圧されました。それと同時に、無印ドカベンて水島漫画の中では割と特異な漫画にあたるんじゃないかな・・・?と思ったり。ドカベンて高校球児を描いてるようで実はあまり高校野球的ではない気がする。この辺はもうちょっと考えてみたいところです、が。

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BJ読みました。ええと・・・前回の方が面白かったような、とか言ってみる(^^;。でも前回はアンケート出し忘れたので今回はちゃんと一番おもしろかったにマルを付けて出しておこうと思います。

前回の作品は水島先生らしく、縁の下の力持ち的な子にスポットを当てる群像劇的なお話で、たぶん先生的にもすごく気合いが入っていたのではないかなぁと思ったのですが、今回は定時制という設定をもうちょっと生かして欲しかったなって感じです。せっかく出てきたあの80歳のおじいちゃんが仲間に入るとか、野球なんかやりそうにないおばちゃんおじちゃんも巻き込んでデコボコチーム結成☆みたいなありえねー馬鹿ノリだったらわたし異常にときめき倒したと思うんですよね。世代間の話が好きなので。先生だってじじいと少年の話は得意分野だってどこかでおっしゃってたのにー。とりあえず羽衣子ちゃんがなんで着替えをのぞかれることを了承したのかが一番の謎であります。・・・・まさかただの覗き斡旋?えっそんなふとどきな(笑)。

BJは相変わらずねらい所はそれなりに明確なものの根本的な球不足はいかんともしがたい雑誌だな、という印象は前回と変わらず。せめてあと一つデカい柱がないとやってけないんじゃないの。だって甘い生活くらいしか読むものがありませんよ。そういえば弓月光、ん年ぶりに読みましたけどやっぱあの方しみじみ巨匠ですよね。おにゃのこが男の子に下着を着せられるだけでああんvてなっちゃうのも超展開だけど、イッちゃう☆シーンのバックにラフレシアを背負わせるセンスにはただただ脱帽です。ラフレシアキターーー。すげえ。爆笑した。だいたい水島新司とONE OUTSが同じ雑誌にのっかってる時点でカオスだと思うんですがその辺はどうでもいいのかな。まあ、たいがい節操ないと思います。せめて萌えなのかお色気なのかくらいははっきりしてくれた方が読みやすいです。青年誌ならヤンサンの方がよっぽど面白かったよなー。

そもそもをいえば、水島先生の甲子園モノがBJに載ってること自体が間違ってるとしか言いようがないんですが(^^;)じゃあ集○社で他に適した雑誌があるかと言われればー・・・どうも思いつきません。どういった経緯で先生がBJに初お目見えされたのか事情を詳しくお伺いしたいところではありますが、さしあたっては年末年始の次の連載をワクテカしつつお待ちしようと思います。

・・・ん?それって連載?

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球道くん読み終えました~。

いやーなんというか、不思議な漫画でした。水島先生の漫画はいつもひとことでくくれないスケールのでかさというか、はみだし具合が素晴らしいのですが、球道くんは特にこう、なんというかー、なんだ(笑)。いつも通りの野球漫画であり、家族漫画であり、男の意地ってなんだ?!漫画であり、男の成長漫画であり、後半は高校球児漫画になるという、ほんっとひとことでくくれないエネルギッシュな作品でした。思った以上に家族モノをしてたところは意外だったでしょうか。大介さんと球道くんが親子して審判の判定が許せないって息巻いてて「謝らなくていいぞ球道!」「そうだ父ちゃん!俺たちは間違ってないぜ!!」とかやってるのは心底アホで可愛いかったです。もうなにこのアホ親子鷹(笑)。似すぎだお前ら。愛ちゃんが何度も手に負えないこの男たち!って呆れかえってました。わかるよ愛ちゃん。とか言いつつ、この母ちゃんもたいがいタフで、でも可愛くって好きでしたv なにせ初めて球道くんからホームランを打った人だもんな~(笑)。かっこいい!

話としては小倉編が一番好きでした。審判の間違った判定が納得いかなくて頑として俺は正しい、なんで正しいことを間違ってるっていわれて納得しなきゃなんないんだ!ってそれはもうしつこく意地をはるところとか、家の事情でどうしても野球ができない一男をそれはもうしつこく追いかけまわすところとか、グレかけたサッシーをそれはもうしつこく野球に戻そうとするところとか、意外と球道くん自身が野球をしてる時間が少ないところがなんか面白いです。笑。とにかく意地を張って野球をやらない期間の方が長いんですよね。グレかけたサッシーととっくみあいのケンカをして、「とにかくあやまれ!男の意地はグラウンドで見せるんだ!」と説得して校長先生のところに行ったはいいけど「せめて昨日まだだったらな・・・」と追い返されて「あやまったらかんべんしてくれるっていうからあやまったのに、やっぱりいれてくれないじゃん!うそつき!ちくしょう~!!」ってなる下りが最高に面白かったです。子どもの考えることが大人の都合に通じないところがいい。

小倉編は特にそうなんですけど、男の意地がそううまく世の中に通らないところを描いてるのが面白いと思うんですよね。だからってあきらめるわけにはいかないじゃん!ってところをすごい執念深く描いてる。球道くんは確かに速い球を投げるいいピッチャーだけど、それ以上にあばれんぼうで道理が通らないと絶対に折れない頑固者だし、それではチームも仲間に入れてくれない。学校でもやっかい者扱い。サッシーも悪童くんも、やっぱり折り合いの悪いところがあってなかなかうまくいかない。でもそこをどうしたら他の普通の子たちと一緒に野球ができるだろうか?っていうところを一生懸命描いていて、解決法だけを見るといつも通りの水島男論ぶちかましっていうか(笑)ええ~それ通るの?って感じがしないでもないんですが、それよりそこに至る過程の方が面白いな、と感じました。

えーとえーと、他に言い忘れてことないかな。いやたぶんあるな(笑)。あったらまた書き足します。

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ひとことメセ。
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このブログについて
ドカベンにハマって4年目となりました。水島ファンからするとまだまだ新参者ですがよろしくお願いします<(_ _)> 。ちなみにドカベンには某東京ローカル局のアニメ再放送(2008年1月~)でまんまとハマりました。里中かわいいよ里中。

ちなみにそこそこ乙女向けなのでお気を付け下さい。山里メインの球里・三里てところでしょうか。ロッテの三馬鹿大好きです。里中受はたいがい大好物です。

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